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以前、「霊術家の饗宴」井村宏次著 という
絶版の本を紹介したと思う。

同じ著者が最近「霊術家の黄金時代」という
本を出した。

この本も大変よくできた本なので、
ぜひ手に入れていただきたいと思う。

なぜなら、やっぱり絶版となって高額の
値の付く本になると思われるからである。

昔は、霊術家といわれる人たちが非常に多くいた。
しかし、戦後マッカーサーの方策により
大多数の療術がその姿を消した。

野口先生は社団法人としたのでちゃんと残った。

野口先生のやっていたことも、
霊術と言われたものに属していた。

野口先生自身は、相当に霊術の勉強を
されたことと思う。少なくとも松本道別や
桑田欣児の本は持っていたことであろう。

肥田先生の、「聖中心道」の終りのほうに、
先生が勉強した本が列挙されているが、
すごい量である。

肥田先生は、「自分には師はいない」といって
いるのだが、書物からは大分勉強されたようである。

しかし、残念なことに、多くの霊術家が
もてはやされた時代は過ぎ去ってしまった。

今はさしずめ、ヒーラーということである。

ヒーラーという言葉は受け入れられるが、
霊術家などといったら、とても今の時代には
受け入れられないことである。

その昔、華やかなころの霊術家が今蘇ったら、
いかがなことになっているのだろうか?

今の時代には、野口先生、肥田先生、
浜口気合術師、その他の達人たちは
すでに存在しないのである。

大変残念なことである。