ワールドセラピーシステム

大変でしょう

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当院に勉強に来られている先生は、
開業している先生も務めている先生もおられます。

開業している先生でもやはり経営的にうまくいかず、
苦労されている先生もおられるようです。

又、勤めていればやはり勉強するのも
なかなかお金の面でも時間の面でも
大変なことだと思います。

しかし、治療家となったあなたは何を目指すのですか?

患者さんが「ここがつらいからここを揉んで」
と言われたらそこを揉んで
「ここが痛いから」と言われたらそこを矯正して...。

私は全く御免こうむりたいですね。

患者さんに指示されて、そうするなんて
治療なんかじゃありません。

患者さんが、こんな薬出してと言われて
出してしまう医者と同じレベルです。

そんなことしたくて時間とお金と労力をかけて
技術を学んできたのですか?

サラリーマンやりたくないから?

自らの道を自らの力で進んでいこうと思ったのなら
事情があるから勉強に行けないなんていうのは
言い訳にもなりません。

お金が無いからも言い訳にもなりません。

時間がないから行けませんもダメです。

あなたは今にとらわれて、
未来の多くを失うのが良いですか?

何度もチャンスがくるなんて、
決して思わない事ですね。

私なんかは教えることに何の義務もないので
今てやっていることだって「やーめた」と言って
やめてしまうことも自由です。

今、門戸を開いているからと言って、
いつまでもやり続けるとは全く限りません。

又、やることはありません。

(三次元テクニックはまず、もう公開しないし、
BDFTもフェーズ1からやるにしても
あと1回くらいしか考えていません。)

フィールド・アジャスト・テクニックは次が最後です。

次はやりません。

私が次やると言う事は、公開した時よりも
素晴らしい形でできた時であります。

フルフォードテクニックは今年公開したら
数年間は少なくともやりません。

フルフォードは、構造体を矯正する為に
テクニックは使っていないように見えます。

その残されたフィルムをみると、
明らかにエネルギーに働きかけています。

それが分からなければ、
あれは単なる形にしかすぎません。

私はエネルギーに基づいて講義します。

カウンターストレインか筋エネとか
HVLAとか、そんなのやりたい人は
来なくていいのです。

WTSの研修会は続けます。

これは非常に重要な教育だからです。

しかし、WTSの会員にはもっと基礎となる
治療技術は身につけて欲しいと思っています。

少なくとも会員で来られている先生の手技
治療のレベルはもう少しは上がらねば本当はダメです。

「見えざるを見、聞こえざるを聞く」
このレベルになれても手が体が動かねば
絵に描いた餅にしかすぎません。

まぁ話がすっ飛びましたが、
治療ということに対しての
熱意、哲学、信念、努力それらが
本当に昇華されていき、技術が非常に洗練されていって
気配りが十分にできるようになれば、
患者さんは望まなくても集まってきます。

そして治せていきます。

ただ「患者さんに来てほしい」

「治るといいな」

とか考えていても貧乏なままです。

今登っていき努力する。

無理しても時間を作る。

頑張ってお金を捻り出す。

私も一時期大変な思いをして
またここに登ってきました。

一旦どん底まで落ちて、上がってきました。

2回ぐらいやっていますね。

だから時間ない、お金ない、なんて理由で
勉強しないなんているのは、私は絶対に認めません。

今私は万年筆にお金をかけたり、
資料を集めるのにお金を使ったり、
海外に勉強に行ったり、治療に必要な道具を
買うことができるようになっています。

そうなる前は無理して何かを買うなんてこともせず、
勉強にお金を使ってきました。

だからそんな理由で勉強できないなんて、
認めないし、そんなこと言っているようでは
大成なんてできません。

それと同じくらいお金ないから
独立できないなんていうのも認めません。

技術が無いから...。

それでは仕方ありません(笑)

というのはウソで、ならもっともっと努力しなさい。

勉強なさいです。

自信がない。

それは甘えです。

しかし、経営は技術が優れていても
ダメですね。

きちんと患者に話すこと、何がどう悪いか
的確に見抜いて絶対の自信を持って治療にあたること!!

これがなければ何十年開業していたって
患者さんはきません。

そして勉強は、これだと思ったら
それにくらいついても、勉強し続けること。

そして教えてくれる先生が
大丈夫と太鼓判をおしてくれるまで
やり続ける、やり遂げること。

これこそ、自信づけに最高です。

ある段階まで上がってきたら、
できたら上のレベル
(開業して成功している)の先生に
自分が治療するのを見てもらい
アドバイスを受けるのが良いと思います。