ワールドセラピーシステム

とても不思議?

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昔、私が修行時代に野口先生の書いたものを
読むと、まるで手の届かない高嶺の花の様な思いがしていた。

しかし、驕り高ぶりの気持ちからではなく、
本当に同じ治療家として、その言葉が聞ける。

すごく身近に感じられるのである。

とても自然な感じで、そうそうとか思う。

最初に読んでから数十年の年月は
無駄には過ごしてなかったのだなと、
つくづく思える。

今もし、野口先生に会って話ができたら...
きっと、そうそう、そうですね!
とか言っている気がする。

だから今、野口先生の話を読めているのは
大変ありがたい。

昔の私がこの野口先生の資料を手に入れても
猫に小判である。

宝の持ち腐れである。

しかし、私が何十万円もかけて
手に入れた野口晴哉著作全集は今、
宝となったのである。

人には時期というものがあるものである。

しかし、昔の私は野口先生の
これら貴重なる非常に貴重なる資料を
たとえ、その値打ちが分からないとしても
お金がなくて、銀行から借金をしてでも
手に入れたことであろう。

現に私は20代の頃、その頃500万円する
波動の機械を銀行からお金を借りてまで手に入れている。

その時その機械は数年間使い、十分に使いこなせず、
お蔵入りしてしまった。

しかし、この数年前より再びこの機械は
私の今の仕事を完全に助けてくれる
大事な存在となっている。

皆さんは何かをなしえようとした時に
本気で何かをなそうと夢見た時に
自分の物を買うのではなく、仕事の為に
何百万円も銀行から借金までして学ぶだけの
気概をお持ちであろうか?

少なくとも私自身はそうしてきた。

今も資料にお金をかけていなければ
すでに私の手には、そうとうのお金が残っていただろう。

しかし、私はお金をそうせず、
常に自分の進化の為に使ってきている。

今治療の勉強をしている人達に、
それ位の気概を持って欲しいと思う。

たかだか10万や20万円のお金の為に
もしかしたら一生の宝、一生連れ添う技術を
学べるとしたら、何でそこに投資しようと
思わないのであろうか?

その位の気合いを持って打ち込んだのなら
その人はきっと本物の本物になるであろう。

そして私を追い越して
次代を担っていってほしいと思う。

ただ熱意を持って勉強するだけでは駄目である。

インスタント、即席では技術修得は
できないと思って欲しい。

私の持っているものを
1?2回のゼミに参加されたぐらいで
又は少し私の治療を受けた位で
分かろうなんて甘すぎです。

よーく考えて下さい。

私は3年位ゼミを続けてきて
毎回違う技術を見せている。

毎度同じは無いのである。

それでもまだ全てを出していないし、
ましてや、それどころか新しい技術が
生み出されているのである。

そんな私の技術がちょっと見の気持ちで
修得できるなんて甘すぎないだろうか?