ワールドセラピーシステム

慎み!

| コメントはまだありません

名刀は抜き身のままではいけません。
鞘に収まっていなければよくないと言われます。

良い刀ほど、鞘のうちにあると言います。

とかく新しい技術を身に着けると、
人はそれを使ってみたくなるものです。

しかし、それは良くありません。

全ての道具は、そしてテクニックは、
使うときが来るまでは、きちんと
しまわれているべきです。

しかし、さび付いてはいけないので、
時々は出して手入れした方が
良いとは思います。

技術を使いたがっているうちは
本物ではありません。

練達の人は、使うべき時と意味を
十二分に理解しているものです。

そして、使うときにすっと出せる。
そんな状態が良いのです。

そして、何の気負いもなく、
すらすらっと使って
さっと収めてしまう。

何か特別なことをやったという
意識なく使いこなす。

それが身に着けているという
事であります。

何かを学ぶときは、
こうありたいと思う限りです。