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通用してしまう

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本屋さんでヒーリング関係の雑誌を見ていたら、
ある広告が目にとまりました。

セミナーというか勉強会の案内ですね。

オステオパシーを習って、何かのセミナーに
出たくらいだろうと思われる「先生」が
CST(頭蓋仙骨テクニック?アプレジャーのもの)を
教えるのだそうです。

一般の人も対象にして。

そういう類の受講生の感想文にはよく
「空間に体が広がった」とか
「相手と一体になれた」とか
「無我の境地に入れた」とか
凄い!感想が出てきますが、
やはり出ていました。

おまけにセミナーの写真付きで。

一定のレベルに達した先生であるなら、
又CSTをしっかり学んだ先生なら
その写真を見たら一目瞭然です。

全く駄目の一言です。

例えば、予備校の先生になるとしたら、
これはもう大変な競争です。

お茶の先生、武道の師範代、着物の先生、踊りの先生。

いずれにしろ、その道で先生と名がつき、
人を導く立場に立つ人達は、
それなりの修業を積んできています。

私自身、内臓マニピュレーションの講師は
20年はやっていました。
(実際はそれ以上ですが...)

ヒーリングの世界では、この程度のレベルでも
教えられてしまうのだなぁと寒心しました。