ワールドセラピーシステム

治すのは本人!!

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治療家の我々は、体をチェックし、
必要な刺激を与え、生体反応や心理状態の変化、
新たな状態にされたことにより脳や神経が、
受け取った情報を処理し、新しい体に作り変えたりします。

しかし、その本人の考え方や生活での習慣に問題があり、
きちんとそれを受け止め、そして変わりたい、変わる、
変わるんだという気持ちでもって日々の生活に
自らが変わる意識を持っていかねば、
我々はただの外野にしかすぎなくなります。

そのあたりを十分に認識して頂かねば
良い治療は決してできません。

又そのように導くことのできない治療家は
人を本当に良くすることはできないのです。

もし、単なる物理的刺激で良しとしている
先生がいるなら、それはやっぱり修理屋さんと
言わざる得ません。

ましてや、その技術が稚拙なら
目も当てられません。

昔、剣道は剣術でありました。

柔道は柔術でした。

それが「道」、つまり精神性、単なる肉体面の
ことだけではなくて精神の向上や悟りに
結びつくのだという考えからです。

昔、医学は医術と呼ばれていました。

治療は治療術です。

私は前にも言いました。

医学は単なる治療技術を振り回すのではなく、
精神性を使い、治療道となることを望むと!