ワールドセラピーシステム

安易すぎてはどうなのか?

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目は非常に重要な器官ですね。

私は「もし、何かの病気で視力か、
聴力を失うとしたらどちらが残って欲しいですか?」

と言う質問を
来られている患者さん達に
用いていた時期があります。

ほぼ全員が「視力」と回答しました。

私も同じです。

姿勢を保つことにも
状況を判断するにも
思考するにも
およそ目は大事な役割をします。

「目は心のマナコ」です。

その目は一般的に何かの理由で
徐々に視力を落として悪くしていきます。

今朝のテレビでレーシックの事について
特集されていました。

私自身、前にも書いていますが、
レーシックは反対です。

徐々にリハビリされて視力が良くなるなら、
良いと思います。

しかし、長い時間がかかって悪化したのが
ほぼ瞬間的ともいえる状態で良くなったとしたら、
それに体はついていけるでしょうか?

つまり急激な変化に対しての適応ということです。

よく考えてみて下さい。

全く筋肉の無い人がある薬で
すぐにもの凄い筋力がついたら、

脳は、体は、その新しい状態を
コントロールできるだろうか?

例えは変だが、お金が全くない人が、
一度にもの凄いお金を手に入れたら、
うまい使い方ができるだろうか?

努力して、少しづつ変わっていって
悪化したものが、少しづつ良くなる場合、
体は、それに適応して変わってついていける。

しかし、そういう治るプロセスが
あまりに短時間の場合、
身体は、精神は、それをちゃんと
受け止められるのだろうか?

昔の言葉に「狭い日本、そんなに急いで何になる」

「急いては事を仕損じる」

全てには変化する為の
時間が必要であり、

急いで変えるというのは
革命を起こすということで、

革命には犠牲が
つきものであることを
忘れないでください。