先日、大変面白い(?)ことがあった。
色々なゼミやセミナーに出席され、
大変熱心に私のところで勉強されている先生の話である。
今回のWTS研修会に来られた、初参加の新会員の方は、
私の治療を受けられている患者さんであるが、
その先生と組んで勉強された。
何かの時に、その先生が、その新会員の方に聞いたのだろう。
先生は「本当に体に触れず、精神治療のみで、
その日の治療を終えてしまうのですね!
信じてないわけでもないけど、
まさか本当に精神の治療しかしていないなんて!
自分はどうしても体に触れないと治療した気が
しないのですが。」と話された。
私自身は何十年と手技の勉強をしてきて、
またBDFT,三次元テクニックを生み出すなど、
手技は好きなのである。
いや、むしろ精神治療は、私個人でいうならば
好きではないのである。
しかし、である。
現時点で今のやり方以外の方法で、
最も良い効果のある方法がないのである。
そして、良くなっている患者さんが、
多々いるのも事実である。
そして、私は患者さんの体からの言葉、
潜在意識の声を言うのを最重要視している。
だから、今回はこれで終わりとなったのなら、
それで治療は終わりなのである。
そして、この精神治療のやり方は、
現時点で私のようにできる先生は、
残念ながら皆無である。
そして、徒手療法では、
起きえない治療効果を出すのである!