ワールドセラピーシステム

秀才と天才 名人と達人

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私は今回のセミナーで、治療における一流の達人となるには
3つの重要なポイントがあるという話をしました。

質問しましたが、残念ながらその3つを
あてられた先生はおりませんでした。

私はホワイトボードに、こう書きました。

1. 素地
2. 素養
3. 素質

努力する、よい先生につくという回答もありましたが、
それらは当然として、私は3つの中に入れていません。

努力なしにその境地には、どんな世界の人でも成りえません。

そして、良いものを身に着けないのならば、
良い花を咲かせることもできません。

3の素養は才能ということであり、天与のものです。
持っている人もいない人もいます。

しかし、その才能は努力をし続けてこそ
開花する場合が多いので、これを期待しても仕方ありません。
ましてや、持っていないかも知れません。

しかし、1と2は努力次第で、かなりいい線まで行けます。
あきらめさえしなければという条件付きですが。

これはいわゆる秀才タイプの治療家になるということです。
これに3が加われば達人となるでしょう。

こんな話をしていたら、今回参加された先生が、
「情報、知識は大事ですね」と話されました。

「その通りです」

「私が以前ここで買わせていただいたラジオにクスの本を
自分の父が気に入ってしまい、実家においてきました」と
2冊目の本を当院から買われていきました。

そして、
「この本には秘伝的なことがよく載っているので
大事だと思い、もう一冊買いました」という話です。

本当にその通りです。

技術を身に着けていったのなら、
あとはどんな知識を持つかの情報戦となります。

みなさん、私がたくさん、たーーくさん本を買っているのも、
みーーーーんなこのためです(笑)