ワールドセラピーシステム

逆発想

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昨日ブログで述べたのは、
体に異常を生じるプロセスの

何をどういうメカニズムで
体が反応していくかを考え、
その影響を取り除くことにより正常化する。

又は外界の何かが必ずしも全ての人に
症状を出さないことを考えるならば、

影響を受ける人か、その発生プロセスを
修正することをしなければ変えられない。

つまり、元に戻ってしまうということです。

私は原因があって何か症状が出ている場合
最も弱く、又は感じれる所が

本人が自覚できるだけであって、
全く自覚としてなくても、
体がおかしくなっていることが
あると思うわけです。

であるならば、
その目に見えている症状にだけ
対応するような治療というのは、
決して本人の為になっていないということになる。

小さな火事を起こす原因を取り去らねば、
ただ火消ししただけでは、
次は大火事になってしまうということです。

だから西洋の諺に

「痛みは神様からのメッセージ」

という言葉があるのですが、
1つの症状を起こしている原因を知り、
対処するのでなければ、

せっかく体がアラームを鳴らして
教えてくれたことがおざなりになってしまって、
他の病気を将来引き起こしてしまうことが
あるやもしれないということです。

私はできるだけ原因までたどり着くように
検査を行い、治療をしています。

早く世の中の一般の人、
そして多くの治療家に気づいてもらい、
そういう対応ができる状態になって、

人々が病気になるとはどういうことで
どういう生活をすべきかを真剣に
考えてもらい、

単に病院に行って薬をもらって
飲んでいれば病気は大丈夫
という考え方から脱却して欲しいと思っています。

そうすれば真に医療を必要とする人達に
医療費がまわり、

日本の財政が助かるということになり、
そうなることで日本全体が良くなるという形が
最も望ましいのではないかと常々思う次第です。