ワールドセラピーシステム

美徳

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振り返ると私は、自分の思うことを
ほとんど(多少は手加減して)
書いてきた。

それはあまり、口調としては
良くない事も書いたと思う。

野口晴哉先生は、私の知っている
限りでの話であるが、全ての人を
治してはいない。

しかし、それ以上に多くの苦しむ人を
助けたようである。

そして、自身は

私はこんな勉強をした、

こんな資格を持っている、

こんな能力がある、

とは宣伝していなかった
ようである。

ただ当たり前のごとく言っている。

私もあまり治してしまったものを
こんな症状も治せるとか、
宣伝するのは嫌いである。

ただ、私の行う方法が、
それらの人々に効果が
あることは伝えたい。

そして、私が過去に
どんなものを学んできたか、

又どんな資格や地位に
いたかを列挙する気もない。

今の治療界、特に
オステオパシーの世界で
どんな立場で何が起こり、
何をなしてきたかを
今更語る気もない。

当事者だけが知っていれば
良いことである。

だから、こんな地位であるとか、
こんな資格を持っているとか
いうことにも全く興味がない。

ただ、私が苦労し、努力し、
素晴らしいものを作り出した
誇りは表に出したい。

つまり、ワールドセラピーシステム
と三次元テクニックの創始者と
なれたことである。

そしてフルフォードテクニックや
BDFTは、単にそれを継承している
というだけにとどめたい。

内臓マニピュレーションの
講師がどうのもいらない。

そんな過去はいらないのだ。

何を学んできたかは大事ではある。

しかしもっと大事なことは、
何ができるのかだけである。

資格があったって、
学んだよと言ったって
絵に描いた餅では
しょうがないのである。

治療はパフォーマンスではない。

悩める人を救い、その苦しい気持ちに
少しずつ、灯をともしていくのである。

私は修理屋ではない。

治療家である。

これが私の言う「治療道」である。