ワールドセラピーシステム

不思議に思う

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今回2回目のBDFTのセミナーを開催した。

前回は1日でフェーズをやったので、
随分無理があり、教えることは不可能
(感覚を得るのと理解が難しい)
と判断し、2回にしたが、私の考えは
うまくいったようである。

再受講生は2名おられたが、
今回の受講で感覚も、理解も
深まったようである。

このBDFTというのは、
オステオパシーの最高技法であり、
オステオパシーの持つ深遠なる
秘伝技法なのであるが、
世の中のオステオパシーの勉強者は
枝葉末端のテクニックばかり、
一生懸命に学び、この素晴らしい技術を
学ぼうとしないことに、私は全く疑問に思うし、
大変違和感を覚える。

なぜならば、難しそうで手が出ないと
思う人達の為に、今回からベーシックゼミを
行うことになったが、そこでは感覚の修練法、
その感覚を具体的に用いる方法、
軸についての理論と練習法、
角度の意味とその習得等今までどこでも
教えていない又、かつ教えられるだけの
技術を持った講師がほとんどおらず、
たとえ知っていても、これを教えてしまうと、
オステオパシー技法の習得が容易となり、
講師の飯の食い上げとなるため、
教えない内容を公開しているにもかかわらず、
学ぼうとする治療家がいないということだ。

私にはそれは全く理解のできぬことなのだが、
私のこの思いや考えが世の中に
あまり受け入れられないということであろうか?

そろそろ、秘伝公開することの意味もなく、
やめるべき時期なのかもしれないな。

そして世の中のほとんどの先生が大好きな
秘伝を隠し、形のオステオパシー技法や
治療テクニックを教えることを始めるのが
賢明なのであろう。
(これなら一度に40名は教えられる)

何度も言うが、ほどんどの治療技法を教える場合、
その講師は最も重要なことは、絶対教えない。

又は逆にその基本となる重要なポイントは、
既に知っていてしかるべきと考え、
わざわざ教えないか、又は自分はできているけど
それに気づかず教えられていないかである。

今私はこれまでにやってきたシステムと
全く違うやり方にしようかと考えている最中である。