ワールドセラピーシステム

目に見えるもの、耳に聞こえるもの

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人は真実を知ったり、体験するよりも、
今まで学んだ知識に基づく体験したこと、
それらが構築したものにすがっているほうが
安心するものである。

しかし、知っている方もいると思うが、
今見えているものは、あくまで人間の目を通して
見ていると思っている世界であるということである。

複眼をもつ虫の目からは、
全く違う世界が見えているのである。
そして、それが世界の姿であると信じて一生を終える。

だから自分の理解しえないことは存在しないという考え方は、
本当はその人の持っている可能性をどれだけ消してしまっているか
分からないのだと思う。

肥田春充先生が大悟した瞬間から世界が一変したそうである。

すなわち、自己の中心を定めてから外界を見ると、
たとえチリやホコリ、ゴミでさえ黄金の光を放ち、
ダイヤモンドの輝きを持って目に入ってくる。
木を見ればますます濃くなり、
空の青さは深い、濃い青になるそうである。

そして、その中心を決めて、坐禅の姿勢をとると
一切の雑念がなくなり、思考が停止するそうである。

しかも、頭脳は明瞭なままであるというのだから、
我々凡人には全く想像すらできない世界である。

そんな世界は私は見たことがないわけで、
否定しようと思えばできる。

しかし、鍛練を続け大悟するならば、
そして肉体の質が一変し、レベルの高い世界に入り、
より高い周波数の世界にアクセスできるようになれば、

目の前の世界はそうなるのかもしれないと思うことはできる。

私はまず否定からは入らない。
そしてわからないことに関してはすぐに賛同もしない。
ただ知るのみである。そしていろいろ勉強した挙句、
信じられるようであれば信じるだけのことである。

科学的態度というのは、そういうものではないだろうか?

科学というものがどういうものか、十二分に理解していない
一般人の我々が、科学的ではないからと言ってしまい、
否定し、見向きもしないというのはどういうものであろうか?

私の行っているのを信じるも信じないもすべて自由である。

しかしひとたび私もゼミを受けて勉強したり、
または私の治療を受ける方は、
まず否定するのはやめていただきたい。
ただありのままを冷静に見る態度でいてほしい。

そして信じることが出来ると考えたら、
自分勝手に中止してしまうことはやめてほしい!

私には長年、私を信じて、自分の健康管理をされている
多数の患者さんがいる。

そういう方々に長年信じてもらえ、治療させてもらいるのは
嬉しい限りである。

中途半端な人は何をやっても、そうなる。

私は中途半端は嫌いであり、
人生が中途半端になるのもまっぴらごめんである。

ここにいくつか私の信条を挙げておくので、参考になればと思う。