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先生と呼ばれる人達

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私自身は20代の始めに
社会人の体験、会社勤めを
しているので、それは
今この仕事において
良かったという思いである。

先生と呼ばれるのは、
医者、学校の先生、弁護士、
我々、国会議員等がありますが、
私は自分の体験からも、
それらの人達は少なくとも1年位は
一般の人にまじって社会体験
していただきたいと思う次第である。

例えば学校の先生で
進路指導において
大学へ行くなら良いけど、
就職についてとか、手に職をつけるため、
技術をつけるため専門学校へ行くにしても、
社会人としての体験あるなしは、
非常に影響するはずである。

あ....先程社会人の体験は良かったと
言いましたが、その時は楽しくとも
嬉しくとも何ともなかったというのが
正直な感想で、仕事のミス、プレッシャー、
上司、つきあい、などなどで、
そういったものを知ることができて
良かったと思う次第である。

これを全く知らないで
治療家の世界に入っていたら、
とんでもない、世間知らず
(今でもそうなのに、更にひどくなる?笑)
になっていたと思う。

ある患者さんが
「過去の色んな出来ごとに先生は感謝していますか?」

と聞かれたので私は、
そう思えるものも、
思えないものもたくさんある
と言いました。

嫌な思い出は今でも嫌であると。

「いつかは、それらに対しても
感謝できる日がくるかもしれないけど、
今は無理だね」と言いました。

その患者さんは協会かお寺で、
過去の出来事に感謝しようみたいな
説法を受けてから、つとめてそのように
思うようにしていたそうです。

私は「悟った人間でも、
聖人、君子でもないので、
そんなことはできません。
ただ、その嫌な出来事を
忘れてしまえとは思わず、
いつも心のどこかにしまいこんで、
それと同じ事はしないように
するという気持ちを持っている」
と伝えましたが、
なんだかそれを聞いてその方は
少し気が楽になったようでした。

死ぬ時がきて、あの時
こんなことがあって
その後の人生こうなって、
ありがたかったと全てに対して
思えるようなそんな人生を
送りたいのだと私は言いましたが、
皆さんはどうでしょうか?