人間の皮膚や筋肉には、
固有受容器と呼ばれている多くのセンサーがあります。
あるものは冷熱を感じ、あるものは圧力を感じるという具合です。
それらは生命を守るために、大変重要な役割を果たしています。
ところが、強い刺激を受け続けていくと、
それらのセンサーは壊れて、反応が悪くなります。
それがどれだけ恐ろしいことか分かりますか?
自分の身に起こること、良くない状態を
察知するということが出来なくなっていくということです。
美容院で気軽に肩を揉まれたり、何気なくズボンの後ろの
ポケットに手帳や財布、携帯を入れておくなど、
これがいかに身体を壊していくことになるか、
よーーく、よーーーーーく、考えてもらいたいところです。
マッサージの先生が、来られた人(客と呼ぶ、私たち治療家は
患者と呼ぶ)のため、一生懸命に身体を楽にしようと揉んでいるのは、
私に言わせたら、
「天国に行こうと思って、地獄へ向かっていく」ようなものです。
おお?、怖っ!