ワールドセラピーシステム

勘違い?

| コメントはまだありません

今の世の中は、PCやスマホを色々といじくると
多くの情報を手に入れられる。

また私も、以前はひんぱんに足を運んで
古本屋めぐりをして入手した本などを、
検索して入手可能な時代である。

しかしだ。

そんな世の中でも、お金を出して手に入れるとか、
スイッチを入れたら理解でき、修得するとかが
出来ないものがある。

それは技である。

私が何十年かけ、数千万円かけて修得し、研究し、
臨床で使ってきたものを、たった1?2回セミナーに
出たので修得できると思っている先生もおられるようである。

私は断言する。
そんな甘いものではない。

本物は何度も見て、体験し、手を取ってもらい、努力して
初めて物になる。

そんなインスタントで手に入るものが、本当に難しい疾患を
抱えている患者さんを救えると思っているのだろうか?

現実は甘くないぞ!

そういう軽い気持ちでいる人たちが来ていると、
海外のオステオパスが秘伝を教えないというのが
流行っているという話は、私自身よーく分かる。

そして、私の知っている先生が、セミナーで詳しく、
秘伝を伝えないという心理も、最近よく分かる。

私が多くの秘伝的教えや秘伝的技術を公開したのは、
日本を救うためであった。

しかし、この気持ちは、この日本の治療家には
伝わらないようである。

この様子では、私の気持ちが近いうちに萎えるのは
仕方のないことであろうか?

もしそうなら、多くの救われていない患者さんは
悲しむべきことではある。

しかし、患者さんも気が付いてよい時期なのではないだろうか?

何が本物の治療であり、
どういう先生が本物の治療家であるかを。