ワールドセラピーシステム

あとは印刷及び製本のみ!

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この本(頭蓋治療教本)を企画して、約一年たってしまったと思う。

最初は初心者向けのものとして、
しかし、やっているうちに色々なものが足されていき、
そして世界にも類を見ない(たぶん)本が出来たと自負している。

少なくとも、私の持っているどの頭蓋治療の本とも一線を画している。

私は治療家であって、教師ではない。
私は執筆を生業としている人間ではなく、治療家である。

日々治療するという行為に追われ、また休みの日も
セミナー、ゼミ等で消えてしまう。時間なんてとんとないのである。

書くことを生業としているわけではないので、
技術者を一冊書きあげるというのは大変であった。

もう2度とこんな本は作れないと思う。

しかし、私が元気なうちに、少なくとも
頭蓋教本第2巻と、内臓治療教本、
これらを書きあげなければならない。

ワールドセラピーシステムに関しては、
ほぼ現時点でのテキストは作り上げた。

しかし、今私に何かあれば、BDFTの全貌は残らず、
また三次元テクニックは完全に消滅してしまうだろう。

だけど、そうなったらそうなったで、仕方のないことであろう。

本来一人の人間が幾つも全く違う種類のテクニックを
創始することなど、あまりないことなのである。

私は欲張ってしまった。

WTS、三次元、BDFT、おっと私が死んだら、私の見つけた
フルフォードテクニックもこの世から消滅しますね。

あー、それと「シフト」もなくなります。
私が今まで教えたことは全て映像として記録し、
残してあるので、少なくとも私が何を伝えたかったかは、
そのしるしは残る。

しかしまだ伝えていないものは全て消える。
私が創り出したものを全て、この世に残し切るのが早いか、
私が死ぬ日が来るのが早いか?である。
全ては神のみぞ知る、である。

話しは最初から随分と離れてしまったが、
大変な思いをして作った本が出来上がるのを、
私自身も楽しみにしている。

この本を教本をうたっているのは、私のゼミやセミナーで
用いることを目的としているためである。

最重要なポイントはいくつか抜いてある。しかし、
治療技術のある先生なら、本を見て使いこなすであろうと思う。

本はハードカバーであり、金字刻印をする予定になっている。
手に持った人が十分に満足するような作りになるはずである。

この本は数十年の私の臨床から作り出されたものであり、
それをこういう形で残せることを誇りに思う。