ワールドセラピーシステム

報告

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久しぶりの報告です。
先週土曜日に、前かに何度かこのブログで
紹介している下半身麻痺の患者さんが来られました。
月2回のペースで来られています。

この日、待合室から治療室まで来る時や
戻る時の2回ともに、私の助けなしで歩かれました。

しかも治療後に戻る時は、左右の脚の動きが
同じになりました。

最初、治療を受ける為に待合室から治療室まで
入ってくるのには、15cm位あると思いますが、
左脚が傾いていたのです。

当院に来られた方はお分かりだと思いますが、
最初座位で治療します。

待合室の椅子から立ち上がり、狭い空間を
曲がり、真っ直ぐ歩いて、椅子の所まで来て
座ると言う動作です。

真っ直ぐ歩くのはそれは大変ですが、
曲がって歩く動作が、
半身の効かない人にどれだけ難しい事か、
健康な人には分からないくらい難しい事ですが、
難なくやってのけました。

寝る時も補助なしに寝返りします。
確実な進歩を続けています。

プールで歩行練習するように
今はアドバイスしており、
何回か行かれたようですが、
水中であれば1人である程度歩けるようです。

毎回のように言っていた多くの症状が
大分減りました。

精神的不安や恐れ、アレルギー、頭痛、
目の疲れ、肩こり、腰の痛み、膝の痛み等々
物凄かったのですが、最初の頃の1/3位になりました。

腰や関節の痛みは当然と言えば当然です。
歩く事より車椅子の方が長かったのを、
私が一生懸命に「歩け、歩け、頑張って
運動して下さい」と言って、以前より
確実に運動量が増えているからです。

これは、リバビリ、運動により体を支える
筋肉が増え、筋力が上がれば出なくなる症状です。

患者さんは、毎回来るたびに確実に様態が
向上しており、私は見ているわけではないけれど、
自宅でリハビリを頑張っているのは明らかに分かる事です。

これからも更に機能が向上するでしょう。
努力ある限り、更に良くなると私は確信しています。