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忙しくとも、一日一度は

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今はまだ夏盛りと言う感じが続いていますね。
暑く、むしむしして、セミはうるさく鳴いています。

暑い外は嫌だと、あまり外に出ないで一日過ごして終わる。
こんなことでは、身体の健康上も、精神の健康上も良くありません。

吹いてくる風、空、雲、木、花、鳥、セミの鳴き声等々、
(山、川、海が近い人は羨ましいですね)

最低でも一日一回は自然に意識を向けたり、味わったり、
見つめたり、肌で感じたり、無心で眺めたりしたいものです。

人工物にだけ囲まれて、その中にしか意識を向けないでいると
人間の中にある自然が、そのパワーが、力を無くしていきます。

それは目に見えない力ですが、動物としての人間には大事です。

自然の中にある生命の流れや、全てはつながっていて、
人間もその中で生きているんだというのを感じてほしいと思います。

自分の中にも自然がある、そして外界の自然と共鳴すること。

一人一人が自然に目を向け、楽しんだり、癒されたりしていたら、
もう少し人はイライラせず、気持ちが安定し、自然を大切に思ったり、
自然とのつながり、ひいてはすべてはつながっているという
意識と自覚が出来るのではないかと思います。

そういったものに触れる心のゆとりを持っていたいと思います。

あまりにも人間の作ったもの、考え方、価値観、目的、
目標だけにとらわれ過ぎると、人生の、生きることの大きなことから
目をそらせ、または気付かずに一生を終えてしまいますよ。

自然は、ただあるだけではありません。

その中には無限で、素晴らしく、ものすごい力を秘めています。

しかし、それに目を向けず、没交渉であったり、意識を向けないから、
それらにつながることが出来ません。

例えば、美味しくできた味噌汁を飲んでも、
何かほかのことを考えながらだと、味が分かりません。

確かにお腹は満たされ、栄養も身体に入ります。

しかし、美味しいなと思って味わって食べたなら、
身体はそれを受け入れ、消化力は旺盛に働き、精神も身体も満足します。

自然は、その恩恵を誰にでも平等に分け与えてくれています。

意識、感覚を自然に向けなければ、その中にある
パワーにアクセスしません。

この中にある、無限大の、誰にでも分け隔てなく、ただで与えてくれる、
この世で大変価値のあるものの一つを生かしたいものですね。