ワールドセラピーシステム

奇跡は起きる

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昨日、生まれつきの病気の為に
右半身が全体的に長いとのことで、
立つ時に両脚の長さの違いが出てしまい、
足を離さないとまっすぐに立てないという
患者さんが来られました。

そういう身体なので、他にもいろいろな
体の不調を持っていました。

さっそくNMRTで調べると、次々に出てくるのは
精神的な出来事でした。しかも、複雑に入り組んでいました。

その中で、その患者さんが胎児の時の記憶に
問題があると出ました。

母親が妊娠5か月の時の、母親のある感情の
影響を受けていたということが分かりました。

幸いなことに、というより、不幸にも、その感情が何か、
その患者さんは成長して母親からその時のことを
聞いていたため、知っていました。

私は出て来たすべてのトラウマの治療を終え、
今日はもう治療を必要としないというNMRTの
反応を確認してから、どのくらい良くなったかを
確認してもらうため、立って両足をそろえてもらうと、

な、なんと・・・!
ちゃんと両足をつけて、まっすぐに立っているのです。

本人も大変喜ばれていました。

私も、ある程度は良くなっているとは思いましたが、
完璧に立てたのは嬉しかったですね!!

その時、構造的な治療は全くすることがなかったにも関わらず、
身体が、しかも生まれついてのバランスの悪さを持っている方が、
バランスを取れ、立てたのです。

私が治療したのは精神のみです。

それがどれほどの意味を持つのか、手技による治療を行っている
先生であれば誰でも、十分に理解できる、と思いたいのですが、

おそらく実際は、このブログを読んでいる一般の方と同じくらい、
そんなことは絶対ありえないとか、理解不能とか、
信じてもらえないのだろうなと思います。

これは、それを目の当たりにしないと、または体験しないと
分かってもらえないことだと思います。

精神の問題が、どれほど体に影響を与え、
それを解決することがどれほど重要か、

多くの治療家が認識する日が来るのを
待つしかないのでしょうね。

野口晴哉先生は、十二分に理解されていたことと思います。