ワールドセラピーシステム

思い込み、それとも・・・

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ちまたでは頭蓋仙骨治療、クラニアル・セイクラル・セラピーを
やっていますと宣伝している治療院が増えました。

そして、一部の患者さんでも、その名前を知っている人が増えました。

しかし、私のことろへ来られた、それらの治療を受けられた方の
話を聞いていると、???と思わざるを得ないことがあります。

はっきり言って、アプレジャー式のCSTと呼ばれる
頭蓋仙骨治療の初級、中級レベルを学んだくらいで、
頭蓋治療をやれると思っている治療家もおられるようですが、

そんなレベルで本当に問題ある頭蓋骨など治せません。
ましてや、初級レベルでは話にもなりませんね。

私がCSTを最初に学んだシステムと今では、
だいぶ違うでしょうが、少し紹介します。

私も、初級中級と受講しました。

そして、アプレジャー自身による、
ソマトエモーショナルリリースのセミナーを受講しました。

その後にソマトのセミナーは二つに分かれたようですので、
今はどんなシステムか知りません。
(あまり知りたいとも思っていないということですが)

その時のセミナーでは、「エネルギーシストについて」
「アーキング」「ダイアログ」「その為の口内テクニック」
「ソマトエモーショナルリリース(体性感情解放)」「ベクター」
等の勉強をしたと思います。

そして、ソマトまで受けると、数名のみが受講できる
上級セミナーとして、アプレジャー自身を受講者が治療して、
解説を受けるというものがあったようです。

残念ながら日本でたった一回のみの、その貴重なセミナーは
オステオパシーに何の貢献もしなかった先生たちが受けたようです。

私はその選定に外れたため受講できませんでした。
その時は、どうしてあの先生たちが受けられて私は外されたのかと
悔しかったのですが、今ではどうでもいい、このブログの為に
思い返して、そうだったなあと思うぐらいの出来事です。

まあ、どんなテクニックであれ、その創始者に直接学ぶということは
貴重な経験なわけです。

もちろんその世界で一流と言われる先生のテクニックを
受けるのは貴重ですが、創始者と言うのは、なんだか共通した
雰囲気を持っている気がしますね。

かくいう私も、WTSの創始者と言うことになりますが。
話しがどんどんずれていきますね(笑)

何度も言っていますが、私はWTSで精神治療を良く使います。

WTSの大柱は「アレルギー治療」「精神治療」「エネルギー治療」
そして「ワープテクニック」です。

これらはすべて私が作り出したものです。

もちろんゼロから生まれたのではなく、今までの多くの勉強の
成果であると思っています。

新患で来られる初診の患者さんは、ほとんど精神治療で
終わることが多いです。

そして、これは私の作ったものなので、WTS研究会の
会員で、最新の中級研修会に出られた先生をはぶいて、
他では決して受けることが出来ない治療です。

それを言うと、患者さんから驚かれます。
どこかで学んでると思う人が多いのでしょうね。

何度も言いますが、特にこの精神治療は、
カウンセラーや精神療法士、神経内科の先生には
絶対必要の技術であると私は考えています。

いつの日か、本当に日本中のどこでも、これらWTSの
中にある素晴らしいテクニックを、悩める患者さんが
受けることが出来るようになったら、私の努力も報われます。

最後に、この前の中級の研修会でワープテクニックを教え、
お互いに練習してもらった時に、自身の体調の悪い、
長年の痛みや不快などが、全く患部に触れることなく
瞬時に治ることを体験し「なんで???」という顔をしているのが、
めちゃくちゃ面白かったですね。

また、すでにこのテクニックを身につけた先生から、
臨床で効果を出した時に、やはり患者さんがキョトンとしたり、
「なんで?」という顔をされたとの報告も受けました。

私自身も見ていて大変おもしろいのは、
このテクニックを使った後の患者さんのしぐさです。

最初に「どうやると痛みますか?」と聞いて、
「ここを触ると痛いんです」とか「この動きで痛みます」と
言っているのを確認し、

ワープテクニックを行って、「もう一度確かめてください」と言って
やってもらうと、患者さんは、さっき痛んだところを
何度も触ったり、動かしたりしているのです。

そこで私が、「先ほど確認した時は、動かしてすぐにここが
痛いと言ったでしょう。そんなに何度も動かしても、
もう楽になったのだから無駄ですよ」と言ってやめさせ、

患者さんも訳わからず納得する?のが面白いですね。

ただしこれが絶大な効果を出すには、
NMRTで確認してからでないとダメですよ。