ワールドセラピーシステム

方程式はない!

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どんな疾患でも、
こうやればこうなる、とはいかない。

ただ体に向きあい、今身体が何を要求していて、
何をどれだけなさなければならないかを
一心に知ろうとすることが、治療家に要求される。

常に、今、何をするべきかを、見て、感じること。

謙虚に向き合うこと。

それだけが治療家に要求される。

うまくいかないからと言って気落ちせず、
非常にうまくいったからと言って歓喜せず、

ただ淡々と自分のすべきことを行い、
身体の内に起こっていることを見つめる。

これだけが要求されることであり、
これだけがプロフェッショナルな治療家に要求される。

そして、常により多くを学び、より多くを知って、
行うことはより少なくするべきである。

だから私は、世の中にあるような
「腰痛のためのセミナー」とか
「肩こりのためのセミナー」などは出来ない。

この人の腰痛は、あの人の腰痛とは違うのだし、
あの人の治療パターンは、こちらの人とは違うのである。