ワールドセラピーシステム

適応時間

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私の言う適応には、
プラス面とマイナス面があります。

マイナス面では、
長い間悪い状態が
改善されず
ほっておかれると、

体の中にその状態が
記憶されて、元の良い状態を
体が忘れてしまい、

悪い状態が良いと
受け入れてしまう事で
あります。

この場合、
どういった事であれ、
たとえ治らなくても、

治ろうとする力がその悪い所に
働きかけられていたら、
多分違うことになっています。

つまり、慢性化しないで
治りやすいと言う事です。

もし、
体がこの悪い状態を
受け入れてしまと
形状記憶合金の如く、

何かの刺激

(例えば、骨盤を治しても、
脚を組んで座っていると
元に戻ってしまう)

などです。

プラス面では、
人の体の反応は、
その時、その人により
違いがあると言う事です。

治療を終えて動いてもらったり、
立ち上がってもらったりした時に、

まだ痛みが出たり、
嫌な感じが生じたりする事があり、

チェックする(NMRTで)と、
異常がなかったりする事があります。

この場合、
先程までの異常が
正された事により、

その新しい状況を
体が把握しきれず、
適応しきれず、

ついて行けない時に
発生します。

つまり、
さなぎ(幼虫から蝶に変わる間の変化期間)
状態であり、

新しい状態に対しての
適応がまだ十分でない事を示します。

この期間に無理をかけると、
せっかく良くなろうとするのを
妨げてしまうので、

患者さんは十分注意するべきであります。