ワールドセラピーシステム

最近入手した本

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1.レオナルド・ダ・ヴィンチ:
  人体解剖図を読み解く (とんぼの本) 前橋 重二

2.ダニエル・マードン式
  モダンリンパドレナージュ リンパの解剖生理学  高橋結子

3.手軽にとれる神経所見—カラーイラスト図解  塩尻俊明

4.体癖 (ちくま文庫) 野口 晴哉

1.は、有名なダヴィンチの書いた解剖図に対する
解説です。何百年も前に書かれたものですが、
天才ダヴィンチの67年の生涯のうち、
40年を使って解剖を研究したそうです。

たんに正確な解剖を知るだけでなく、
こういう歴史をふみこえて今があるのを
考えるのも良いでしょう。

2.のリンパの本は、一般向けですが、
詳しく書かれており、また読みやすいので、
身体のもう一つのシステムであるリンパ系の
ことを勉強するのも良いと思います。

私は人体は大きく分けて3つの組織で出来ていると
いう捉え方をしています。

骨・歯などの固いもの、繊維などの連結つなぎとめ
形を作るもの、そして液です。

筋肉、筋膜、靭帯なども液体が固まったものであり、
そこに繊維を含むと捉えた方が治療的には
扱いやすいと思う。

3.イラストが多く、臨床の場で何かの時に
役立つ検査法が、薄い本に多く示され、大変良い。

4.これは言うまでもなく、野口先生の本だが、
持ち運びに便利な文庫として出ていて、入手しやすい。
野口先生の、身体に対する見方を勉強してみてはどうでしょう。
お勧めです。