「こんにちわ」と挨拶をして、その患者さんを見ると、青白い顔。
一目で変だと思いました。
話を聞くと、2日前にTELしていてパニックを起こし、
昨日も仕事を休まれたことのこと。
そして、お世話になったことのあるカウンセラーに行き、
落ち着いてきたのだと言います。
色々話をし、こうした方が良いと言われてきたようです。
MNRテストで調べていくと、子供の頃の出来事がいくつか出てきました。
それらは本人も、症状に関係があるとは思ってもない出来事でした。
私が1つづつそれらのトラウマを治療していくたびに、
そこから得られた人生の教訓は何かを聞きました。
そして、それらすべての回答は同じものでした。
私はそれらの出来事に対して、私の得られた感想を述べました。
本人は十分、それらを理解したようです。
治療前に、最初に症状が起こったシチュエーションを
思い出してもらうと、感情が不安定になるような感じが
出てくるとのことでしたが、
これらの治療後は、それは全く出なくなりました。
それら全てを解決した後、身体を調整しましたら、
身体がリラックスでき、楽になったと言って帰られました。
カウンセリングでは、私がその日に見つけ出した
話のどれも見つけられませんでしたし、
今回パニックを引き起こした原因となる出来事に対して
何のアプローチもなされてなかったので、
今日治療をしなかったら、将来同じことが起こる
可能性は消されず、再発したかもしれません。