今日また、アメリカのAAOに注文していた
オステオパシーの本が来ました。
その中の一冊は、大変興味深い本です。
それは「オステオパシーとスウェーデンボルグ」の本です!
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エマニュエル・スウェーデンボルグ(1688-1772)とは、
鉱物学、物理学、天文学、哲学、心理学等、
約20の学問分野に精通し、約150冊の本を書いた人物であり、
最も重要なのは、神秘主義者であったこと。
その著作の中には、アインシュタインの相対性理論に
通じる考えなど、20世紀に初めて発見されていることが出ており、
もし今生きていたら、10以上のノーベル賞を取っていた
と言われるほどの人物である。
しかし、55才で霊的世界を見ることになる。
1745年にロンドンで神を見てから
霊能力を発現したそうである。
そして霊界に行って、さまざまなものを見てきたことを
書物に残した人物である。
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なんとその、「オステオパシーとスウェーデンボルグ」には、
A.T.スティル、サザーランド、アーバックル、
フルフォードさえも、この人物の影響を受けているというのです。
その本は何百ページもの厚い本で、
しかもイラストが全くない(笑)
字だけの本です。(翻訳が大変です)
しかし、内容はおもしろそうです。
今のオステオパシーのほとんどに、
おもしろさを、すごさを私自身が感じなくなっているのが、
常に肉体を扱う技術に成り下がっているからだと思います。
スティルにしろ、サザーランド、フルフォード達にしろ、
その深く広い可能性を追求していたことを考えると、
いまオステオパシーを勉強している先生にも、
偉大なる先達が求めていたものを
しっかり心に留めて勉強してほしいと
私は思う次第です。