昔は医学も呪術であり、魔術であった時代がありました。
数学は今では一つの学問としての地位にありますが、
その昔は魔術の一つと見られていました。
嘘だと思う人は、コペルニクスやら、
医学の最も重要な人物であるパラケルスス、
ニュートンでさえ、魔術、錬金術を
研究していたのを調べてください。
数学は、自然のなぞを解く重要な技術でした。
また魔術も、自然の秘密を解き明かしていこうとした
一つの学問であったからです。
昔の医学はひどいものでした。
麻酔もなく、衛生概念もないので
多くの人が医学によって命を失いました。
その中からオステオパシーも生まれてきました。
オステオパシーの創始者であるスティル博士が、
特殊能力の持ち主であり、霊感を持ち、
肉体、魂、精神の3つをしっかりはなしていたし、
人体は神が作った建造物であることは
その書物に明確に記されていることを、
オステオパシーを学ぶ人達は、心に銘記すべきです。
本来オステオパシーの技術には、
深遠な哲学を含んでいるということをよく知っておくことです。
単なる人体操作の技術ではなく、
そこには人体の秘密と、
自然界とのつながりを解き明かす、
一つの哲学、及び技術を含むことを良く理解し、
また、そういうことを目指し、
全ての勉強の方向を考えるべきであると私は考えます。
どんな素晴らしい包丁でも、
技術のない人が使えば、たんなる包丁です。
しかし、その包丁の、物としての特質を良く知り、
使い方に習熟した技術者が使えば、
それは恐ろしいほどの効果を発揮するのだ
ということを知ってください。