ワールドセラピーシステム

う?む

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私の家から治療院に行く途中に、整骨院があります。

陽気の良い日はドアを開けているので、中が見えます。

何人かの若い男性の先生と、若い女性の先生が
一人いるようです。

時々治療の様子が見れるのですが、私が
30年前にやっていたほぐしを相変わらずやっています。

低いベッドで女性の先生が、腰をかがめて
一生懸命患者さんをもんでいます。

おそらく経営的に、患者さんを気持ちよくして
通ってもらうためと思いますが、もし治療の為に
「もんで」いるなら、何ともかわいそうに感じてしまいます。

それは、先生自身も患者さんに対してもです。

もむことは絶対に悪いとは言いませんが、
多くは無駄な行為です。

ごくわずかな先生たちが、もむことで人を治せます。

若い女性の先生が腰を痛め、婦人科の疾患に
ならぬことを祈るばかりです。

本当ならしっかりした治療技術のもとに、
治療行為を行って、患者さんの疾患を治したり、
健康回復や健康管理をしてあげるべきと思います。

その為に勉強に時間を作り、
お金をかけて技術を習得していくことが、
患者さんからお金をいただくことの
意味でもあると私は思います。

治療家の先生が現状に満足せず、
新しく技術を身につけ、新しい境地に
向かっていくなら、

日本人全体の健康のためにも、
また患者さんにとっても、

単にもまれることは治療にならないということを
いつかはっきり認識する日が来ると思っています。

それが、日本人全体の健康に寄与して、
国としての医療費削減につながり、
税金をより良い方向に使って頂ければ、

日本は経済的にも上向きになるのでは
ないでしょうか?

あまりにも巨額が医療費に使われている
現状は、決して良いとは思いません。