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「クラニアル・テクニック」「クラニアル・セイクラル・ワーク」「クラニアル・セイクラル・セラピー」について

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私は若い頃、SOTのクレニオを勉強し、使っていました。

しかし、納得できる状態の技術ではありませんでした。

また、SOTの勉強やハーモニックなども勉強し、
その中からクレニオも行ってみました。

例えば、ハンド・カラー・クラニアル・テクニックなどです。

SOTはメジャーバートランド・ディジョネットの創始で、
STO、ハーモニックは、M.L.リースの創始です。

私は今では、絶対入手不可能な、この2人の本を
(原書も)持っていますが、臨床において納得できる
効果がありませんでした。

それは自分にもっと深い理解がなかったせいかも
知れませんが、私自身の琴線に触れませんでした。

その後オステオパシーを勉強し、斉藤オステと
言われる、誇張法によるクレニオ、

初期に入ってきたアプレジャーのCST(クレニアル・
セイクラル・セラピー)を勉強していきました。

しかしCSTのやり方では、より深い、重症な
問題には対処できませんでした。

私は、後から知ったのですが、オステオパシーの世界では、
ソフトタッチによる治療は、バタフライタッチと言われ、

本場のD.O.の先生たちは、一種のバカにした
感じを持っているようです。

ソフトに触れるクレニアル・テクニックが
全て悪いわけではありません。

しかし、力強く行うクレニアルの技術も出来る
先生がきちんと分かって使うのと、

ソフトな治療しかできない先生が、
それのみ行っているのとでは、

雲泥の差があります。

ソフトタッチのクレニオテクニックをやっている
先生は、バードに行うテクニックは
学んでいるのでしょうか?

また、ハードなテクニックの先生は
ソフトタッチの治療を勉強しているのでしょうか?

それらは車の両輪で、
自在に使えなくてはなりません。

それも、実際にバタフライタッチにより、
多くのトラブルが起きたこともあったようです。

私自身、SOTからアプレジャーCST、ジェラス先生の
バイオダイナミクス、フライマン先生のクレニオ、
デュレル先生のクレニオ、そしてダライアン先生の
バイオダイナミクス等を勉強し、
臨床で用いてきた体験に従えば、

ソフトタッチだけでは決して人は治せないということです。

また逆にハードタッチだけでもダメです。
ヒントは、治療すべき組織にあった力を必要とする、です。

以下に名前を挙げる先生達は、クレニオの世界では
超有名だし、貢献した先生たちです。

W.G.サザーランド
ベリル・E.アーバックル
シャルロット・ウィーバー
ロリン・ベッカー
ハーバード・ミラー
ヴィオラ・フライマン
デニス・ブルックス
ハロルド・I.マグーン
トーマス・スクーリー
ジェームス・ジェラス
ジョン・E.アプレジャー
ロバート・フルフォード

純粋なクレニオではないが、
注目すべきは、メカニカルリンクの

ポール・ショフール
エリック・プラット

クレニオを勉強している先生は、
最低これらの先生の名前は覚えてください。