ワールドセラピーシステム

最近の気づき

| コメントはまだありません

ワールドセラピーシステムで治療を行って、
精神的な問題の重要性がよく分かってきた。

多くの治りにくい体には必ず、何かの出来事が絡んでいる。

面白く感じたのは、

手の症状であったら、過去に
手を出してはいけないものに手を出したり、
逆に手を出すべき時に出せなかったり、がある。

目の症状なら、見たくないものを見てしまったとか、
見なければならなかったことから目をそらしてしまったり、

足なら、1歩が踏み出せなかったり、
もう一歩足りなかったなどである。

語呂合わせのようであるが、この様なことが多々ある。

また、例えば過去に、
将来のことで進むべき方向性について思い悩んだりして、

その記憶を本人が忘れていたとしても、

現在にそれに似た状況や出来事があったり、
または条件が全く違っても、同じような心情になったりすることで、

症状が発生したりする。

それは、たとえ昔のことを思い出して、
大したことがないと現在の自分が感じたとしても、

その当時の若い自分にとっては
大変に負担のある出来事であったはずである。

ワールドセラピーシステムでは、過去にさかのぼり、
その発端となった出来事での、

身体の回路と精神の回路のつなぎを断ち切り、

イメージを変えることで違う反応を起こすように
することで、現在の症状を変えるということを行う。

それを積み重ねると、症状がよくなったり
消えたりすることも多い。

これが最近の臨床で気づいたことである。