ワールドセラピーシステム

ワールドセラピーシステムの治療について?1

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症状は、それを起こす原因があるために、出ます。

それ自体を直接的に治療してほしいと、
患者さんの身体からの信号が出ていないときは、
その日には治療しません。

その時には何からの理由が、
体にあると考えられます。

つまり、そこを治療する必要がない、
炎症があり、刺激してほしくない、などです。

その時は、その他の身体の問題を見ていくか、
体の全体的チェックをして治療するわけです。

「症状」というものを黒い色に例えると、

上から見ると単色の黒の時も、
ピンク、黄色、赤、緑等の複数の色が
重なって黒色を作っている場合があります。

単色ならば、一回の治療で良くなるでしょう。

しかし、複数の重なりならば、何かも治療が必要です。

また、一回の治療の中でも、
その患者さんの状態によって
加えられる刺激量は変わります。

例えば、初めてテニスをやるとき、
コーチはいきなり試合からはやらせません。

基礎からです。

それも例えば、基礎で覚えることが20個なら、
いきなり全てを一日でやらせないですよね。

そして、もっと大事なことは、

身体には治してほしい順番があるということです。

それは、料理する時に手順があるのと同じです。

我々治療家は、身体が欲することをするべきで、
患者さんの意識が望むことをするのではないのです。

ですから、当院は患者さんの言う話は、
聞いているようでいて、
全く聞いていないという感じです(笑)