世の中では、否定的感情は悪く、
肯定的感情、例えば「希望を持つ」などは
良いことと思われています。
それは一般的には正しいことですが、
治療的には正しくありません!
希望を持つの裏面の感情や潜在意識には、
「もしも希望が叶わなかったらどうしよう」とか
「途中でくじけたらどうしよう」という
マイナス面を必ず併せ持ちます。
だから治療上で、肯定感情を治療する必要があると
患者さんの潜在意識にあった場合、
これを患者さんにお伝えし、
「何かマイナス面はありませんか?」と聞いて、
あるようなら、これを好転させるイメージに
切り替える治療をしています。