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感情解放と感性 ?

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かなり以前より
患者さんの頭蓋骨(頭)を
触れて治療する時、

ナーバスな状態なら、
私の両手にピリピリと
したものが伝わってきて、

また、

患者さんの最近受けた、
あるいは、いだいた感情が
私自身に現れ、
それを指摘して間違いをした
という事は一度もない。

これは、
クラニアル・テクニックを行う時に、
受け身で多くの情報を得ようとして
身に付けた感性である。

だからそれを技術として第3者に
教えるというのは大変難しい。

頭蓋の治療時に、
そういう感情が私に現れた時には、
完全に私自身から、それらの不快な
状況が消えるまで治療を行う。

治療後に患者さんに、
「楽になったでしょう」
「気分が軽くなったでしょう」と聞くと、
その通りになっている。

自分にその感じが無くなった時は、
治療完了のサインである。

それは今まで出来たことで
何でもない事であったが、
最近は内臓を治療している時に、
それを感じ、

最近のものか、

昔のものか

分かるようになってきた。

そのままそれが無くなっても、
内臓のバイオダイナミックスのアプローチが
終了しなので続けていると、

さらに患者さんの
昔の感情記憶が出てきて、
それを解放すると
治療が終了するという事も起こってきた。

内臓というのは、
感情を溜める記憶金庫のようなものである。

臓器移植を受けた人が、
その臓器の前の持ち主の
性格やら感情やらを受け継ぐ
事があると言うのは、

聞いたことがあると思いますが、
これは私自身の臨床からも
あると思っている。

人間というのは、まさしく摩訶不思議なものである。

私は実際、その人の健康を
多大に崩してしまうような感情は、
自分が知りたくもないと思っていても
感じてしまう。

中には触っていて、
本当に私の気分が
悪くなる程の良くない感情を
持っている人がいる。

 その時は本人にも、
今日はひどすぎますね
と言ってしまう。

まあプロとしては黙ってただ
それを取り除くでもよいが、

患者さんにあなたの内に、
強い精神ストレスありますよ。
というアピールも大事かなとも思う。

患者さんの悪い状態、
それを取り除くことが
出来ないなら、悪いですねと
言ってはいけないと思うが、
私が悪いですねと言った時は、
ちゃんと取ってあげますよと言う
意味である。

明らかに本人が悪い自覚があるのに、
私が「今日は悪いですね」とは言わず、
ただ淡々と治療をしている時は、
本当に悪く、口に出して言っては
可哀想な時である(笑)