ワールドセラピーシステム

内臓マニピュレーション

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先日、何気に内臓マニピュレーションを検索して、
びっくりしました。あまりにも多いからです。

フルフォード先生の本によって、多少は
オステオパシーという言葉が最近は知られて
いますが、この治療を私が勉強し教え始めたときは、
無名と言っていいくらいで、内臓治療はさらに
知られていない状況でした。

それが今では、「ここで教えています」
「学べます」、「当院では内臓マニピュレーションを
行なっております」である。

まさに驚きの一言に尽きる。

検索して実技の写真もあったので、見ましたが、
大丈夫かなと思えるものもある。

技術というものは、写真からでも、
見る人が見たら、ちゃんとできているかいないかまで
分かってしまうので、怖いものである。

私なども、よほど自信がなければ写真を公開しない。

私が教えるときは、「きちんとした形を作りなさい」
「姿勢を正しく、余分な力が入らないようにしなさい」
「患者さんと術者の間の、正しい距離と位置、
角度をとりなさい」と教える。

無理がどこかにあれば、患者さんに余計な負担を
かけることになり、効果もその分、下がり、
術者自身の身体にも無理が来る。

形から入って、その力の使い方やコツをマスターし、
無形の力を得た後に形が崩れるのは大丈夫だが・・・

私自身はバラル先生に教わった内臓マニピュレーションを
今はあまり使っていない。

もっとも重要な技術である傾聴は、私が進化発展
させた形で使っている。

治療技術は、教わったことを同じ状態で使い
続けるのはもちろん大事であるが、臨床を通じて
自分自身のものとしてアレンジ改良することも
大事である。

また、原理原則が十分理解できれば、そこから
いくらでも違う形の技術は生まれるものである。

内臓マニピュレーション創始者のバラル先生自身、
今では最初のころとテクニックが変わったように、
教わった我々も進化発展すべきである。

私自身、何度も書いている通り、身体はアレルギー、
電磁波、ジオパシックストレス、精神問題によって
容易に歪むし、矯正し整った体も瞬時に歪みが戻る。

それゆえ、私は以上のもの、特にアレルギーを
チェックし、優先があれば解除してから、その上で
必要があれば内臓の治療を行なう。

でなければ何度も同じ治療を行なうことになる。

私自身、過去に、同じ患者さんに何度も同じ臓器を
短期間に治療せねばならず、なぜか分からなかったが、

現在では以上の理由であることが分かっている。

これを理解して対処しているのは、知る限りでは
渡辺先生のアレルセラピーと、私のワールド・システムである。

また内臓の治療も、いまは子宮筋腫や胃潰瘍などの
ように病変レベルにあるときは、

構造体、細胞レベル、遺伝子レベル、量子レベル、
情報レベルーたとえば脳とのつながり、で見て
治すようにしている。

また内臓組織に、回復するパワーが落ちているときは、
発生学的パワーを呼び込んで、臓器を回復させる
こともある。

だから私自身の内臓治療は、すでにバラル先生の
マニピュレーションは行っていない。

しかし、ほかに内臓治療の技術を知らない先生には、
非常に有用であり、学ぶべき多くの点があるため、
習得しておくべきである。

特にオステオパシーの中でも、私自身もっとも
重要な秘伝的内容であると思う傾聴は、
完全に身につけるべき技術である。