3週間前の日曜日に、老化予防の話をテレビで
やっていたのをご覧になった方もいらっしゃると思います。
動物の遺伝子の中には老化を抑える遺伝子があり、
通常は休眠状態だそうです。
実験映像で、25歳の2匹のサルが出てきます。
1匹は体毛も落ちてしわもある老いたサルです。
しかしとなりは同じ年齢というのに見るからに
若々しいサルで、このサルには老化予防の遺伝子が
働いているそうです。
この2匹はいったい何が違ったのかというと、
エサで、片方には30%カロリーオフしたものを
与え続けているそうです。
すなわち、少ないエサによってこの遺伝子が
働き出したそうです。
番組では、数名の人間の実験をして7週間
30%カロリーオフの食事を続けたら、やはり全員に
この遺伝子が働き出したそうです。
しかし多くの人にとって30%カロリーオフした食事を
とり続けるのは難しいと思います。
果物、例えば赤ブドウの皮などにレスベラトロールという
物質があり、そのサプリメントが作られているそうですが、
どうやらこのサプリメントを飲んでも、この遺伝子が
働き出すらしいのです。
欧米ではよく飲まれているらしく、実験的に私も
このレスベラトロールを取り寄せて、国産と
外国製の2つで試してます。
レスベラトロールは放射能により活性酸素が
生じるのを防ぐとも言われていて、もし私個人が
試して何か効果があるようなら患者さんに
お勧めしてもいいかと考えていますが、
今のところ効果のほどは不明です。
何かあればまたブログに載せようかと思います。
しかしサプリメントに頼らず、30%カロリーオフの
食事を続ければ、間違いなく老化を抑えることは
できるようなので、出来そうな方はお試しください。
ただし、ご年配の方はしないほうが良いと
番組では言っていました。